《グロース責任者募集》ローカルSNSを通じて都市課題を解決していける同志
グローバルで進む都市化とともに、希薄化するローカルコミュニティ。
都市コミュニティの希薄化は、特に人口が流入し密集化する都市部において社会課題とされており、防犯・防災など有事の際の備えともなるローカルコミュニティが必要とされています。
私たちは、この社会課題を解決するために、地域をつなぎ、暮らしの安心・安全を提供するソーシャルインフラとして、ローカルSNS「PIAZZA」を開発運営しています。
PIAZZAは地域密着型ソーシャルインフラとして、街の住民・在勤者・商店・行政・自治会などが登録し、地域の情報交換を通じてコミュニティを育むツール。
サービス内では、小さくなった子供の自転車やイベントチケットの譲渡、引越し間もない方が病院情報はじめ暮らしに関する相談をするなど、日々温かいコミュニティが育まれています。
現在は日本を代表するコンパクトシティである勝どき、豊洲、武蔵小杉エリアで展開中。今後はそれぞれの地域で更なる普及率向上、また他エリアへ展開していきます。
そして、都市のソーシャルインフラを支えるツールとして国内のみならず、世界の都市にRoll-outすることは創業当初からの目標です。
東京は、世界で最大級の都市。だからPIAZZAはTOKYOで始まりました。
このサービスを2015年8月リリースしてから約1年半の運営を通して、このサービスの社会的意義、ビジネスとしての可能性を確信しました。そしてこれから「1⇨100」のフェーズに入ります。
そこで、その成長を実現するChief Growth Officer(プロダクト・マネージャー)の募集を開始します。意欲的に取り組んでくださる方とともに、圧倒的な成長を求めていきたいと考えています。
▶︎ 募集内容
- 創業メンバーとしてビジョンに共感いただける方
ー PIAZZAの成長を実現するプロダクトマネージャー
- KPI設定から達成に向けた課題発見、改善企画提案、設計
- コミュニティチーム、開発チームとコミュニケーションを取り、ユーザーの課題やニーズを深掘、企画提案、実行
▶︎ 歓迎条件
ー SNSまたはCGMサービスの立ち上げ、運営経験がある方
ー エンジニアで、サービス側にもっと関わりたい方
ー 街づくりへの関心がある方
少しでもご関心ある方は、ぜひ一度お話ししましょう!気軽にお声がけ頂ければ幸いです。
Direct mail: kohei.yano@piazza-life.com
障害児保育園ヘレンが東雲にオープン
日本初の障害児専門の長時間保育園を運営されている認定NPO法人フローレンスが、この度、東雲にて「障害児保育園ヘレン」を2017年6月に開園される。
私も初めて知ったのですが、障害児の母親の雇用率に関する衝撃的な事実...
全国の健常児を持つ母親の常勤雇用率は34%、障害児の母親は、5.0%という現実があります。*1
健常児の母親に対して約15%の母親しか、障害児の母親は就労していない。様々な要因があるとは思いますが、障害児の長時間保育園という根本的な仕組みが存在していないという課題を解決されているのが、障害児保育園のヘレン。
そしてそのヘレンが、この度江東区東雲で開園されるとのこと。6月のオープンに先駆けて、2月26日に利用者向け説明会が行われます。詳細はこちらから。
弊社が運営するローカルSNS「PIAZZA」でも多くの東雲在住者の方にご利用いただいていることから、サービス内での告知支援を行っていきます。
必要とされている方に届くことを願って。
そして、今までなかったが、社会にあるべき当たり前を創り出すフローレンスさんを本当に尊敬しています。
*1:出所: 障害児保育園ヘレンHP
世界で始まる「ローカルSNS」陣取り合戦?|米Nextdoorが、英Streetlifeを買収
ローカルSNSマーケットにおいて規模が最も大きい米Nextdoor。2015年には$1.1bnのValuationがつく、いわゆるユニコーンベンチャーです。
そのNextdoorが、UKで同様のローカルSNSを展開しているSteetlifeの買収を発表
バリュエーションは£10m以下とのこと。$5mの資金調達をしていたので、株主にとってはDown Sale、経営陣にとっても苦肉の選択だったと想定します。
先ほど、Streetlifeのサイトを久しぶりに見たら、14日間以内にNextdoorにアカウントを移管しないといけないよう。。。はや!
BBCの記事だと、同時期に同じ志で始めたのにUSベンチャーに負けたのは、Silicon Valleyの資金力と評している。
確かにローカルマーケットとして戦うならそもそもの規模として確かに米国が有利だし、資金力の話もある。ただ、要因は果たして本当にそうなのだろうか?
私自身、両国に住んでいた経験からUSとUKで共通していることは、どちらも地方都市が中心に構成された国であること。また、どちらの国でも地域メディアが発達しており、地域コミュニティがある程度存在しています。
Nextdoorのサービス仕様は、在住住所が特定できないと入会できない閉鎖的なご近所コミュニティであり、存在する地域コミュニティにおいてコミュニケーションを円滑にするツールとしての位置付けが強い。これは確かにニーズがあり、日本的にいうと、回覧板2.0のようなイメージ。
それに対して、Streetlifeはメアドで加入できて、ご近所さん同士のやりとりはあるものの主にメディア的なイメージが強かった。また、すでにローカルメディアも発達している中で、住民に対して訴求ポイントが弱かったのだと感じます。
“The difference between Streetlife and us . . . others do not verify users’ identity, there are no neighbourhood boundaries and it’s not private,”
https://www.ft.com/content/e281f63c-eba8-11e6-ba01-119a44939bb6
私達は都市には特化したローカルSNS「PIAZZA」を運営しているのですが、Nextdoorとは仕様が違います。なので、なぜNextdoorモデルを採用しなかったのか?という質問を受けることが多いです。
この議論は「都市 vs 地方都市」のコミュニティのあり方に行き着きます。
簡単に整理するとこんな感じです。
既に地域メディアやコミュニティが存在する地方都市に対してコミュニケーションツールを提供するNextdoor
人口流入が激しく地域メディア・コミュニティが存在していない都市においてコミュニティを創出するのがPIAZZA
というように、同じようなサービスですが役割が違うという認識をしています。
国内でも、私たちがサービスリリースしてから、同じ志?のもとに作られているサービスが出てきており、これからも出てくるという声は聞こえてきています。
Nextdoorのグローバル展開しかり、国内でも色々プレーヤーが出てくることで市場が盛り上がることは素直に嬉しいことです。
都市化が進む世界において必要となるソーシャルインフラだと信じているので、これからも頑張っていきたいと思います。
いつかNextdoorの経営陣ともディスカッションしてみたい!
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【PIAZZAはこちらから】
都市型ローカルSNS「あなたの街の広場」
勝どき・豊洲・武蔵小杉エリアで展開中!!
G's academy Demo Dayに参加してきました
先週はお誘い頂きデジタルハリウッドさんが運営しているG's academyのデモデーを見にいきました。
http://gsacademy.tokyo/demoday/
多種多様なプロダクトデモを19名の方から!
特に下記のお二人が個人的に弊社事業とも親和性もあり面白いなぁと思いました。
料理を題材とした子供向けプログラミング教材
街歩きをガイドするLINEボット
これ以外にもカバーソング専用コミュニティサイトなど面白いプロダクトも多かったです。
一つ気になったのは、皆さん素晴らしいプロダクトを創ろうとしているのに、意外にも転職希望が多かったこと。
最近はもっぱら自分がプレゼンする立場なので、こうやって聞く側になることで、自分の改善点なんかも見つかり、有意義な時間でした。
是非また伺いたいと思います!ありがとうございました。
朝日新聞社と共催イベント開催|「論理国語」
弊社は勝どきにある、屋内子育て施設であるグロースリンクかちどきをNPO法人フローレンスと協働運営しています。
その施設で2日間にわたり、論理国語を題材とした「こども新聞ワークショップ」を開催しました。
私は論理国語という言葉自体を始めて知りました。皆さん、ご存知でした?
どうやら2020年に選択科目となる国語で、創造的に思考し自分の考えを形成し、論理的に表現する能力を育成することを目的としている科目だそう。
今回はそんな論理国語を楽しく身近に感じられるワークショップを、朝日新聞社さんとともに開催!
このワークショップ、キャンセル待ちが出るほど予約が殺到し、2日間で親子合計100名弱の方にご参加いただけて大盛況でした。
教育ということもあってか、パパさんの参加も多く嬉しかったです。
関連イベントも今後も続けていきたいと思いますので、どうぞ宜しくお願い致します。
ご参加頂いた皆さん、本日はご参加いただきどうも有難うございました。少しでも良い学びになったことと願っています。
朝日新聞社さん、どうもありがとうございました!!
PIAZZAが地域・社会の課題を解決する革新的なモデルとして採択|資金調達を実施
本日はとても嬉しいプレスリリースを出しました。
PIAZZAが地域・社会の課題を解決する革新的なモデルとして西武信用金庫・日本財団・ETICが連携して提供する融資プログラム「CHANGE」に採択されました。
このように公的・社会性の高い第三者の方々に可能性を認めて頂いたことは素直に嬉しいです。
私たちが実態が見えにくいネットサービスである上に「コミュニティ」というKPIが存在しにくい分野に挑戦していることや、創業間もないこともあり、融資プロセスは大変でしたが、PIAZZAを創業時から信じて支えてくれている西武信用金庫の日本橋支店長・担当者の方々と二人三脚で進めれたことに感謝の念がつきません。
「住み続けたい」と答える市民が80%を超える流山市
国内では人口減少がする中、その流れを逆らうように成長する数少ない郊外都市である流山市。過去10年強で2万5千人が増加しており、なんと8割の市民が住み続けたいと答えるほどの暮らしの満足度!
矢野も隣町の松戸で育ったため、つくばエキスプレスが開業してからの流山市の著しい成長を肌で感じます。
流山を「共働きの子育て世帯に選ばれる街」として街づくり開発を4期連続で率いるの井崎市長の、とても面白いインタビュー記事がありました。
人口減少時代に2万5千人増。子育て世帯と歩んだ流山市の大胆なまちづくり - SAISON CHIENOWA
いくら大規模な開発を進めたところで、「いかに街の資産価値を高めていくのか?」「どういう街にしていきたいのか?」という長期的な視点が抜けていてはまちづくりが漂流してしまいます。
そこで、流山市のマーケティングとブランディングを早急に進めなければと、民間からマーケティング経験のある職員を募集し、2004年には日本の基礎自治体(市町村、特別区)で初のマーケティング課を新設しました。
首都圏という市場に対する流山市のポジショニング(位置づけ)を行い、目指すべきブランドイメージを「都心から一番近い森の街」に設定し、マーケティング戦略を策定しました。そのなかで見えてきた流山市のメインターゲットが「共働きの子育て世帯」
行政サービスの充実も重要です。それも給付金のようにお金をばらまくのではなく、メインターゲットである「共働きの子育て世帯」が本当に求めるサービスをリサーチし、他の街とは明らかに違う環境を作ることを目指しました。たとえば、保育園、学童保育所の充実や、通勤途中の駅から保育園への送迎が可能になる駅前送迎保育ステーションの設置などがこれにあたります。
目的を持った街づくりがいかに大事かを確信する実例ですね。
流山市長の経歴をも素晴らしいですね。ぜひ一度お話しできたら嬉しいです。